富岡製糸場の展示室の見学後は、今度は施設を外から見学します。
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※この記事の前の話
http://www.meisuiyugi.net/archives/50505509.html
※その他グンマートラベル関連記事
http://www.meisuiyugi.net/archives/50503785.html
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先ほど見学をした東繭倉庫以外の施設は立ち入り禁止の場所ばかりで
途中立ち寄った休憩所を除くと見学コースは全て野外なので
寒い日や天気の悪い日は見学がしづらそうな予感がします。
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そんな事を思いながら東繭倉庫を出て入り口と反対側の方向へ歩いて行くと
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繭の乾燥場の跡があり、操業当時は東繭倉庫で繭から絹の糸を採取した後に
この乾燥場跡で湿った絹糸の乾燥作業を行っていたのかな?と想像してしまいました。
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乾燥場跡の先に大きな倉庫のような場所へ続く道があるので先へと進んでいくと
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先ほど中にはいって見学をした東繭倉庫より遥かに広いレンガ造りの建物があります。
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レンガ造りの建物はかなり長く続き、東繭倉庫方面へと続いています。
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長く続くレンガ造りの建物の手前には煙突と書かれた看板があり
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その奥には天高くそびえる大きな煙突が立っていました。
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煙突の反対側には桜の木が植えられており、これだけたくさんの桜の木が植えられていると
春の桜の季節には観光客で更に賑わいそうです。
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なお奥にある横に長く続いているレンガ造りの建物は西繭倉庫という名前の建物で
主に一階に工場の機械を動かすための石炭を置く保管庫として
二階には東繭倉庫と同様に繭が保管されていたそうです。
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西繭倉庫と東繭倉庫の間の転園には自動販売機が置かれた休憩所があり
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休憩所には蚕が食べる桑の葉を生み出す桑の木で作られた奇妙な形をした椅子が設置されています。
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その後ちょっぴり催してきたのでトイレに駆け込むと
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トイレの中に個室には韓国語と日本語に中国語で挨拶の言葉が書かれており
富岡製糸場は近隣諸国の観光客が多いのかな?とこの書をみて感じました。
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トイレを済ませた後は東繭倉庫の通路を抜けて入口側へと戻り、まだ見ぬエリアへ歩いて行くと
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味のある防火用水用の容器と、洒落たレンガ造りの建物がある一角へと到着しました。

この建物は3号館と呼ばれる、お雇い外国人の技術者用の住居として建てられた建造物で
現在は富岡製糸場の事務所として使用されています。
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更に奥にも何かありそうな雰囲気ただよう順路があったので進んでいくと
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今度はアパートのような見た目の2号館があり
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2号館では日本人紅女に器械による糸取り技術を教えたフランス人女性教師用の
住居として建てられました。(技術者用の部屋よりはグレードが落ちるようです。)
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その後は一旦付近の建物の散策を中断して更に奥の行き止まりになる場所まで歩いて行くと
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眼下に鏡川が広がる場所の下にかつてはレンガ積みの排水口があったそうです。
※当時としては下水道自体が珍しく、排水口まで完備している衛生的な工場は
ここ富岡製糸場が初めての工場と言われています。
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鏡川とレンガ積みの排水口跡の看板を見学後は来た道を戻り
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洒落たレンガ造りのブリューナ館(首長館)や
※ブリューナ館とは
お雇い外国人の一人である、フランス人指導者ポール・ブリューナが
明治8年(1875)末の任期満期まで家族と共に居住していた洋館で
ポール・ブリューナがブリューナ館を去った後は建物内部を改造し
工女の夜学校や片倉富岡高等学園として利用したそうです。
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ブリューナ館から双糸場までの間は女工館がしばらく続きます。
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下記写真の赤い屋根の建物が繰糸場の入り口です。
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女工館へと続く通路は全て立ち入り禁止となっているので
富岡製糸場の真の主人公である女工の方々はどういう部屋で過ごしていたのか?
を目で見て確かめられない点がちょっぴり残念でした。
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東繭倉庫内部や外から富岡製糸場をしばらく見学を楽しんだ後は
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次の目的地である、峠の釜めしで有名な横川駅へと向かう為
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世界遺産暫定リスト入りした富岡製糸場を後にしました。
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その後の話へと続く。
http://www.meisuiyugi.net/archives/50505508.html
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